トロッコ

シナリオ概要

推奨:三種の神器(目星図書館聞き耳)

このシナリオは初心者向けに作成されたものです。殆ど一本道noshinario 

です。推奨は三種の神器で、ありがちなクトゥルフ探索「図書館で本を探す」「NPCの頼み事」「目星で見つける」が入れられたかなと思います。

このシナリオでは戦闘はありません。

また、始めの3か所でPCの思い出を語る場面があるので、RP練習にもいいかもしれません。

 

シナリオあらすじ(KP向情報)

突然トロッコで目覚めた探索者たち。窮屈なトロッコに乗って「公園」「中学校」「ダイニング」で走馬燈を見る。やがて「ショッピングモール」で少女と彼女の妹を見つける。そして再びトロッコに乗り、最後の選択を迫られる(どちらかを選んだからと言って死ぬ訳ではない)

「本日は当トロッコにご乗車いただき、誠にありがとうございます。発車いたします。背後にご注意ください。それではセッションを始めます」

 

全場面を通してのギミック

聞き耳:川のせせらぎが聞こえる。この音はトロッコが進むごとに小さくなり、ショッピングモールでは聞こえなくなる。

後ろを振り向く:トロッコの進行中に後ろを振り向くと無貌の神が探索者たちを静かに追い回して遊んでいるのを目撃する。SANC1d10/1d100

※また、降り立った場所からトロッコを使わずできるだけ遠くに行こうとすると気付いたら元いた場所に向かって、進んでいたのとは逆向きに歩いていることに気付く。SANC0/1

※全ての思い出のリプレイは探索者が話しかけたりしても反応しない。触ろうとすると手がすり抜けて、見た目のリアルさとは裏腹に触れることが出来ない映像のようだと気付く。SANC0/1

【オープニング】

目を覚ますとトロッコに乗っていた。目の前には注意書きの紙が掲示されている。トロッコはたいへん狭く、探索者(たち)がなんとか並んで座ることが出来るくらいである。トロッコの内側に出っ張った箱型の椅子のような場所に腰を掛けているが、足元には荷物を置く場所もないほど窮屈だ。(持ち物は服とファッション用品以外ない)

周りを見る:トロッコの周りは真っ暗で、ただひたすら黒い空間を走り続けている。奇妙な空間にいることを理解してしまい、0/1のSANC。


【トロッコ】

トロッコには白い紙が掲示されている。注意書きの内容は

「お客様の命にかかわるため、トロッコから身を乗り出したり、立ち上がったり、手を伸ばしたりしないでください。特に走行中は背後を振り返らず、前だけを向いてお進みください。」

紙を剥がすと「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」と赤黒い文字で書かれるのを見る。よく見ると血で描かれているようだ。血の文字列から死を連想してしまい

 

0/1のSANC。

紙の裏には「生死は逆さ。生が上なら死は下、生が静なら死は動、生が熱なら死は冷」とある。

また、トロッコには「進行中」の文字が点灯する。

進行順

公園→中学校→食卓→ショッピングモール

【公園】

アナウンス

「まもなく、公園に到着いたします。お客様の思い出をお聞かせください」

※以降、PCの思い出が出るまで繰り返しアナウンス

PCが思い出を語り終えると、

やがて公園が遠くに見えてきた。見覚えのある公園だ。トロッコは公園の前で停車し、扉が開いて、「乗降中」と文字が点灯した。そこでは(以下PC達の思い出がリプレイされる。自分の思い出は自分にしか見えない)その様子は音も、匂いも、見た目もまるで昔そのままのようだった。ただ、自分の姿がそこに見えないことを除いては。

あまりにもリアルな過去を追体験し、自分がどこにいるのか分からないような錯覚を覚える。0/1のSANC

(探索者のリプレイ/SANC処理終了)

やがてその公園は子供たちで溢れかえった。彼らは探索者たちには目もくれず、公園で走り回っている。その中に一人、長髪で釣り目の女性が大きな赤いリボンを片手に立っているのが見えた。彼女はきょろきょろと辺りを見回すと何か一言口にして両手を広げ、公園には誰も居なくなった。

▼目星、聞き耳:「みさと!」と言っているのが分かる

誰も居なくなった後の公園を見回すと、赤くて丸い果実が実った木がたくさん生えているのが分かる。

生物学、博物学:ザクロだと分かる

歴史、知識/2:ギリシャ神話において冥界に生える植物とされているとわかる

▼目星

木の枝にカードが挟まっているのが分かる。

カード:near the STYX

英語成功で:三途の川の近くと言う意味だと分かる

トロッコに乗り込むと、扉が閉まり、再び「進行中」と文字が点灯する。

【中学校】

「まもなく、中学校に到着いたします。お客様の思い出をお聞かせください」

※以降、PCの思い出が出るまで繰り返しアナウンス

PCが思い出を語り終えると、

やがて中学校が遠くに見えてきた。それぞれに見覚えのある中学校だ。トロッコは中学校の前で停車し、扉が開いて、「乗降中」と文字が点灯した。そこでは(以下PC達の思い出がリプレイされる。自分の思い出は自分にしか見えない)その様子は音も、見た目もまるで昔そのままのようだった。ただ、自分の姿がそこに見えないことを除いては。

▼聞き耳:匂いがしないと分かる、川のせせらぎが聞こえる(公園で川の音を聞いていた場合、少し小さくなっていると気付く)

(探索者のリプレイ終了)

気付けば見覚えのない図書館にいる。一面真っ黒な背表紙の本が並んだ本棚、受付カウンターがある。(ここでは図書館ロールに成功したら大抵のことは調べられる)

○本棚

▼図書館:配架番号は概ね4000番の中1000番台の物を見つける。タイトルは「死と神話」

「 日本の神話とギリシャ神話にはいくつかの共通点がある。

 日本神話に置いてイザナギが、死んで冥界へ行ったイザナミを連れ戻そうとした際にイザナミが『黄泉の国の物を食べたので現世には帰られない』と答えた逸話がある。元々日本で、死者を埋葬する際に食べ物を共に入れ、それを食べると蘇ることがないとされたことにも通じる。

 ギリシャ神話においては冥界の王ハーデスがペルセポネを冥界から返すように言われて、帰したくないがために直前に冥界のザクロをペルセポネの口に押し込んだという逸話もある。」

▼目星:カードが本棚に挟まっているのが分かる。

カード:little far from Acheron

英語:三途の川から少し遠く(←↓図書館でも調べられる)

歴史:アケロンはギリシャにある川で、冥府への分岐点とされる

▼調べもの(図書館)

ザクロ:歴史、生物学等で分かる情報

トロッコ、張り紙:「死と神話Ⅱ」と言う本を見つける。

「 ギリシャ神話においてオルペウスは妻エウリュディケを冥界から連れ戻そうとし、ハーデスは「地上に戻るまで後ろを振り向かなければ、冥界から返すと約束した。しかし、オルペウスは振り返ってしまい、エウリュディケは冥界に引き戻されてしまった。」

三途の川:英和辞典を見つける

STYX:死者の魂を運ぶとされる、冥府の川

Acheron:冥府との分かれ道になる川で、カロンが死者の精神を運ぶ川

※この辞典は持ち出せる。英語+20

○受付カウンター

学生鞄が置いてある。中を探ると、学生証が見つかる。

名前は「唯川 美里」「●●(塗りつぶされていて読めない)中学校一年生」長い黒髪をハイポニーにした釣り目の少女が、赤いタイのセーラー服を着て写っている。

▼カードに目星

写真にすかしが入っていることに気付く。

※すかして見ると、左前の死に装束を着た少女がうつっている

▼受付に目星

ドジアンの書の断片を発見。英語で書かれている。記載呪文は<黒い仔山羊の召喚/従属>。SAN消失1/1d4、神話技能+4%。読解に平均二週間、持ち帰り可能。

(※難易度の調整※KPはこの魔導書をないことにしても良い)

トロッコに乗り込むと、扉が閉まり、再び「進行中」と文字が点灯する。


【食卓】

「まもなく、食卓に到着いたします。お客様の思い出をお聞かせください」

※以降、PCの思い出が出るまで繰り返しアナウンス

PCが思い出を語り終えると、

やがて食卓が遠くに見えてきた。それぞれに見覚えのある食卓だ。トロッコは食卓の前で停車し、扉が開いて、「乗降中」と文字が点灯した。そこでは(以下PC達の思い出がリプレイされる。自分の思い出は自分にしか見えない)その見た目はまるで昔そのままのようだった。ただ、自分の姿がそこに見えないことを除いては。

▼聞き耳:匂いと音ががしないと分かる、川のせせらぎが聞こえる(以前に川の音を聞いていた場合、少し小さくなっていると気付く)

(探索者のリプレイ終了)

気が付くと広いダイニングに見渡すほどに大きな机、豪華な洋館の中にいた。目の前にはステーキ、スープ、パン、サラダ等豪華な料理が並んでいる。

▼料理を見た探索者は全て以下の処理に入る

アイデア

成功:腐りきってハエのたかったにく、乾涸びてコケの生えたスープ、カビに覆われたパンが並んでいることに気が付く。

失敗:次の判定へ

POW*5ロール(1d100がPOW*5以下で成功)

成功:おいしそうだが口にしたくないということに気が付く

失敗:とても美味しそうだ。探索者は料理を食べたくて仕方がなくなる。これを留めるには精神分析をするか、力づくで止めなければならない。

※KPの選択※

難易度を下げる場合は、POW*5とアイデアの間に聞き耳を挟み、腐ったにおいがすることに気付くことにしても良い。

※アイデアに成功した探索者は、沢山の食事の中に一つ和食の席があることに気が付く。見に行くと、そこには小さく盛り付けられた白米の上に突き刺さった箸があるのが分かる。(このご飯は腐っていない。現実世界の美里にささげられた物である)

※何も気づかずに食べた場合はとても美味しく感じる。気付いたのにも関わらず食べた場合は、腐ってカビの生えた味がしてSANC0/1.

▼食卓を調べると、カードを見つける。

カード:「死者の衣は左前」

トロッコに乗り込むと、扉が閉まり、再び「進行中」と文字が点灯する。

【ショッピングモール】

「まもなく、ショッピングモールに到着いたします。」

※思い出は聞かれない

トロッコはショッピングモールの前で停車し、扉が開いて、「乗降中」と文字が点灯した。

普通のショッピングモールで、営業しているようだが人は全く見当たらない。ただ、一階のホールのベンチに、3-4歳程度の女の子を抱いた、赤いタイにセーラー服、黒髪に釣り目の少女が座っているのが分かる。

▼目星

ポスターを見つける。「Don't turn back in dark――暗闇で振り返るな――」という題のホラー映画のポスターである。そこに描かれていたのはお化けのような生き物だった。翼は真っ黒な手、ガスマスクのようなものを突かた大柄な黒人のようでもある。足の部分は二股に分かれたヒレのよう鯰のようにざらついた皮膚に粘ついた粘膜、よく見ると翼のようなものはヒレであった。恐ろしい生き物の不完全な姿絵を見て、1/d6のSANC

ポスターをはがすと、下には「生死は真逆」とある。

○少女○

少女に話しかけると

「トロッコに乗ってきたの? お願い、この子……私の妹も載せてくれない?」

と言う。少女も乗らないかと聞くと。

「私は熱くてのれない。熱いの」

と言う。尚も探索者が載せようとする場合、2回説得に成功する必要がある。

名前や、彼女自身について聞くと。

「わからない…覚えてないの、でも、そうね…赤色は好き、明るいから。それ以外はちょっと…妹のことは分かるのだけれど」

学生証を見せると

「ううん…、字が読めない。なんて書いてあるの?」「写真?これがわたしなの?私ってこんな姿をしているのね」

妹について聞くと

「千代っていうの。3歳と少しよ。可愛いでしょ、一緒にトロッコにのせて上げてくれない?」

探索者がショッピングモールから何か持ち出そうとしたり、物を食べようとしたりすると、少女は止めようとする。

もし探索者が食べ物を探したばあい、すぐ見つかるが、「食卓」のようにアイデア・POW*5の処理を行う。ここの束物をみてアイデアに成功すると、焼け焦げて真っ黒だと分かる。

※少女をよく見ると、顔色が悪いと分かる。さらに触れると体は生温くい。

▼目星:肌が異様に青白いと思う

▼医学:まるで死人のようで、血が来寄っていないのでは?と思う

※千代は普通に生きているような見た目、温度である。

少女、千代をトロッコに載せる場合とても狭いので、膝に乗せるしかない。少女は中学生のため、載せるとトロッコからはみ出る。探索者が代わりに降りることも出来るが、その場合白い閃光となって(以下トロッコ2の項目の赤い閃光と同じ処理を行う。一言いい残すことができ、聞き耳で聞き取れる)Dead endへ向かう


【トロッコ2】

ショッピングモールからでてトロッコに乗ると、少女を載せていた場合のみ、以下のことが起こる。

「ぎょろりと彼女の目玉が動き、うめき声が喉からほとばしる。掠れて意味をなさない音の羅列、彼女は両手で頭を抱えると苦しみ始めた。ボキボキと骨の折れる音が間近で聞こえ、やがて彼女は炎に包まれる。熱い、トロッコの中が熱い、彼女の火が自分自身の服にも燃え移ってきた」

彼女を膝の上に載せていた探索者 HP-1d6

彼女の隣にいた探索者 HP-1d3

全員、恐ろしく凄惨な死を目撃し SANC1/1d8

少女を置いて暫くトロッコが走った後、赤い閃光が背後から飛んできて(少女がトロッコで燃えた場合、少女から飛び出して飛んでいく)、トロッコを追い越し飛び去って行く。

※※千代をトロッコに載せなかった場合、またここまででトロッコに乗ったまま振り返りニャルラトホテプを見た場合、赤と同時に白い閃光も左へ飛んでいく。

ここで全員目星:光が左に向かって言ったことに気付く

▼聞き耳:(妹をトロッコに載せていた場合)少女の声で「有難う」と聞こえる

▼アイデア:(少女をトロッコに載せていない場合)ショッピングモールの方から飛んできたと分かる

トロッコの表示は「進行中」から「舵を切ってください」に代わり、左右に触れる棒のような舵が現れる。

※KPの選択

アイデアで「死者の衣は左前」もしくは「生が上なら~」と書かれた張り紙のことを思い出すことが出来たとしても良い。

【エンディング】

辺りを見回すと病室にいた。近くに一緒にトロッコに乗っていた人物がいるのが分かる。そして、ふと思い出した、今朝のことを。いつもの通り電車に乗り、座って寛いでいたその時。電車は大きく揺れ横転、非常用ボタンで開いた扉からはい出した場所は、崩れ瓦礫で溢れたショッピングモールだった。電車の下敷きになった少女が、抱きかかえた小さな女の子を差し出す。「お願い、このこ、千代を連れて行ってください、お願い」千代は意識を失っている。

(トロッコに妹を載せていた場合、妹生還。姉も載せていた場合、姉を助けようとして探索者大火傷。)

▼Merciful End

条件:何も食べず、姉妹を連れてトロッコに乗り、姉の名前が「美里」だと分かった。

貴方はほおっておけず、美里を助けようとした、しかし、その時炎に包まれた何かが上の階から落ちて、彼女の頭を潰し、燃やした。もはや助からないと悟り、貴方は千代を連れて逃げたのだった…。

(ニュース)

近くのベットに千代が横たわっているのが見える。すやすやと眠っていた彼女はふと目を覚まして口を開く。すぐそばで立って見守っていた母親が崩れ折れて泣いた。その手には、姉、美里の遺影が抱かれていた。呆然とそれを見る探索者の手の中には、赤いリボンの結ばれた柘榴がひとつ。そして、何故か美里を助けようとしたときに負った大やけどは、一晩のうちにきれいさっぱりと治っていたのだった。

※報酬

生還:SAN1d8

姉の愛:「想い出の柘榴」を入手。その身を賭して妹の命を救った姉の勇気と愛に勇気づけられる。食べた場合、1のSAN回復。(消耗品)


▼The Right Way End

条件:右に舵を切って、上記Endに当てはまらない、かつ何も食べていない

※妹だけを助けた:あなたは美里はもはや助からないと悟り、貴方は千代を連れて逃げたのだった…。

※姉も助けた:貴方はほおっておけず、美里を助けようとした、しかし、その時炎に包まれた何かが上の階から落ちて、彼女の頭を潰し、燃やした。もはや助からないと悟り、貴方は千代を連れて逃げたのだった…。(やけどダメージ数か月の間入院)

<ニュース>

※生還:SAN1d6

 

▼Eaten Hades' Meal End

条件:舵を右に切ったが何かを食べた、もしくは左に切って姉妹どちらかをトロッコに載せた上で何かを食べた

(POW+トロッコに載せた人数)*(7-食べた品目数)で1d100

失敗→貴方の意識はそれを思い出したところで闇に沈んだ。身体に大量のチューブが繋がれていることだけが理解できた。静かな病室には、つけっぱなしのテレビからニュースが流れていた<ニュース>。(植物状態/復帰できるかどうかはKPの判断に任せる/回復した場合は臨死体験の処理を行う)

成功→臨死体験。(near‐death end参照)

▼Dead End

条件:左に舵を切り、何かを食べ、姉妹どちらもトロッコに載せなかった。

しかしそのまま思考は闇に沈み、暗く、深いトンネルの中へと落ちていった。静かに息を引き取った貴方の病室で、淡々と<ニュース>が流れています。

 

PC、事故により死亡。ロスト。

ニュース

ニュース動画

※ゆっくりボイスを使用しているためご注意ください。

非商用の改変、再使用等はご自由に

▼Near-Death Experience End

条件:舵を右に切って、上記エンドでPOWロール成功。もしくは左に舵を切ったが何も食べなかった。

身体が震えた。危うく死ぬところだったのだ。一度自分が死んだようにも思える。それは冷たく、暗く、孤独な場所だった。もう二度とそこから這い上がれないのではないのかとさえ思えた。冷や汗で体中がびっしょりと濡れている。<ニュース>の音が虚しく響いた。

臨死体験をし、SAN減少1d4/1d10、

不成功の場合不定の狂気(以下表)を2+1d6ヶ月間発症。一時的狂気は発症しない。

SANC成功の場合、1d3のSANを回復、ポジティブな臨死体験により以下の表の考えを持つように

不定の狂気

1.PTSD

2.不安神経症

3.神経性無職省

4.統合失調症

5.強迫神経症

6.心気神経症

臨死体験による心的影響

1.自己受容(ありのままの自分を受け入れられるようになる)

2.他者への思いやり(利他的な行動が増える。他者の立場に立って考える)

3.命への尊敬の念、関心の高まり(環境問題、生態系、生物等への興味)

4.反競争主義(社会的な成功のための競争への関心が薄まり、利他的な考えを持つようになる)

5.反物質主義(物質的なものへの興味が薄れ、精神的知識の欲求が高まる)

6.目的意識(人生には全て大切な目的があると思うようになる)

 


「この度は走馬燈トロッコにご乗車いただきありがとうございました。まもなく現世に到着いたします。お降りの際は足元にご注意ください。これでセッションを終了します」

解説

どうやっても美里は助からない状態で、探索者に助けを求めている時点で、脳死の状態に入っている。そのため、自分のことについてや文字については全く記憶がない。その代わり、助けようとしていた妹の千代については多少覚えている。

始めの公園の女性は美里の母、公園と図書館は美里の記憶で、食卓はちょっとしたニャルのお遊びである。ショッピングモールは直近の記憶のため、走馬燈は起こらなかった。

事故にあい生死の境をさまよっていたPC達が見ていたのは走馬燈で、進むごとに川(三途の川)から遠くなっていく。