A Red Bloody Bottle

導入

探索者たちは連れだって飲みに行くことになった。ふと見ると目の前に「Red Bloody Bottle」というカフェバーがある。偶然か必然か、吸い寄せられるようにその入り口をくぐっていた。

 

詳細

現代日本クローズド、ボイセ1時間程度、PL1-3人向け

誘導方法によってはロストしやすいかもしれません

推奨技能:隠れる、忍び足、目星、図書館

準推奨:戦闘技能

 

場所一覧

待合室(本棚、壁、天井、ソファ、ボード、張り紙)

奥の部屋(テーブル席、カウンター)

★待合室★

中に入るとパチパチと背後で火花が散ったような気がした。部屋の中は雑然としていて、壁や天井にはでっぱりや装飾などがある。手前には記名用の受付ボードが立っていて、右手にあるソファの向かいには本棚がおいてあった。Barに続くであろう扉は閉まっていて、奥から明かりは漏れていない。

 

【受付ボード】「(セッション年月日/2006年8月12日) 林カズ」と黒いボールペンで書かれている。

ボードには紙が一枚とボールペンがある。

>>怪物を倒した後

林カズの名前が赤字で二重線が引かれている

自分たちの名前を書いていた場合、ボトル破壊後黒いペンの一本線で消されている。

 

 

【本棚】

>>図書館:雑誌を見つける

「東京都で、25歳の男性、林カズさんが行方不明になって4か月たちました。

林さんはカフェバー、Red Bloody Bottleで消息を絶ってから未だ見つかっていません。その時店には客は林さんだけだったそうですが、捜索も虚しくカフェでは誰も見つからず、外に出る林さんもカメラには映っていませんでした。

当時林さんは青いズボンに黒いジャケットを着用していたそうです。(セッション日より10年前の四か月後/2006年12月12日)」

>>幸運/2:新聞の切れ端を見つける

「(セッション日10年前より5か月後の日付/2007年1月)

「Red Bloody Bottle、今年二月に閉店。昨年度行方不明者がでたRed Bloody Bottleは今年二月に閉店することになりました。未だ行方不明者は見つからず、土地の買い手も決まっていないそうです」

閉店したはずのありえない場所にいることに気付いてしまい、0/1のSANC

 

【壁】

>>張り紙

「純血の魔のボトル、10年前からキープしていますがまだ取りにいらっしゃっていない林さま。まだカウンターに取り置いてありますので、いつでもお声掛けください」

>>目星:小さな懐中電灯と薄い色のサングラスが壁に取り付けられているのを見つける

 

【ソファ】

>>ソファのうらの壁にナイフで削った絵のようなものがある。

アイデア:宝箱を斧で叩き割って中身ごと壊している絵のように見える

 

【天井】

>>ながめると人々が大きなボトルを囲うようにしてひれ伏しているような図に見える。眺めているうちに自分もその輪の中に入って居る様な奇妙な錯覚を覚えた。怪しげなボトルを崇拝する人々の精神に感化され1/1d3のSANC

 

【出入り口の木製の扉】

>>紐

一度部屋に入ると紐がある。

(目星:)これは二本の糸で作られたものである。

色は茶色のものだった

扉の横には「おかえりはこちらの紐を引いてお知らせください」と左側書かれている。

紐を引くと足元に穴が開きDEX*5に成功しなければ落下。成功でヘリを掴むことができる。下から不気味なうめき声が聞こえて0//1のSANC

落下した場合、2d6mの高さから落下、ダメージを負う。

>>紐(二本)

怪物を殺した後に見ると黒と赤の紐に代わっている。

目星:赤い紐は二本の糸から、黒い紐はフェルトのように凝り固めた一本の糸だと分かる

扉の横には「お出口にはこちらの紐を引いて下さい」と書かれている(赤紐が右、黒紐が左、「お出口~」は左側)

→紐を引いたらエンディングへ

 

【奥の部屋に続く灰色の扉】

>>聞き耳:左の奥の方からうめき声が聞こえる

>>静かに開閉するには「忍び歩き」に成功する必要がある。忍び歩きに成功してもスペクトラルハンターが聞き耳にクリティカルすると気付かれる。

部屋と部屋を繋ぐ扉の耐久は20であり、これを破ろうとハンターが体当たりするたびに2ずつ減少する。判定は扉の耐久とハンターのSTR20の対抗ロールで行う。

★奥の部屋★

中をのぞくと左側にテーブル席、右側にカウンターがある。テーブル席の側はとても暗く、何があるかよく見えない。カウンター側は仄かに明かりがともっている。

部屋に入った時に目星+幸運組み合わせロールを行う(聞き耳に成功していた場合は幸運のみ)

目星(もしくは聞き耳に成功していた):怪物の存在に気付く

幸運:成功でよく見えないためSANCが起こらない。

また、部屋に侵入する際に隠れる+忍び足を振る。以下の効果が発生する

>忍び足成功:怪物の聞き耳に-20、一回目のみ-25

>隠れる成功:怪物の目星に-20

 

【スペクトラム・ハンター】

左側にはスペクトラムハンターがいる。探索者に気付かない限り追ってはこないが、侵入者に気付くとすぐに追ってくる。

また、誰かがボトルを持っていた場合その者だけを狙う。

探索者が何か行動を起こすたびに聞き耳もしくは目星どちらかを行う(ランダムかKPの望む方)。

>探索者が暗闇で懐中電灯を使っている場合は目星+20

>探索者がカウンターにいる場合は目星+10

>忍び足失敗で聞き耳+10

彼は青いボロボロのズボンをはいていて、ポケットには手帳が入っている。(死体目星で発見)

 

>>ハンターの特徴

ハンターは探索者に気付くと姿を消して襲い掛かってくるが、気付かない限りはできるだけ暗闇にいる様にしている。カウンターの光や懐中電灯の光によってその姿を露わにされるからである。

通常、姿の見えないハンターの攻撃は+20の修正がされる。しかし、懐中電灯、もしくはサングラス使用時の修正は+10、カウンターでの戦闘は明かりにともされ修正が発生しない。

ハンターはどこでも透明になれるため、元の部屋では通常通り透明になれる(ライト/グラスで可視化可能)

 

>>戦闘時

カウンターで戦うか、ボトルを持った探索者を一度でも攻撃すると、目星でボトルを避けているということがわかる。

ハンターがボトルを持った探索者に対する攻撃を仕掛けると、失敗した場合は1d100でPOW*5より低い数を出さない限り、ボトルにヒットする。また、ボトルに当たる前には探索者に回避の意志を問う(攻撃に失敗しているので回避可能)

 

 

※データ※

「背丈の高い真っ黒な生き物がいた。目は大きく赤く異様に光っていて、口は大きく裂けいる。そこにはびっしりと鋭い歯が並んでいた。先の方に行くほど鼻が細く、動物的な顔推しているが、かろうじて人間めいた風体をしているのが分かった。ただ、手の方は全く人間に似ておらず、大きなかぎ爪でできたハサミのようなものがついていた」

STR20 CON8 SIZ22 INT12 POW16 DEX9 HP15 MP16

はさみ 50 1d6+DB(1d6)

噛みつき 30 3d6

聞き耳 30 目星 30

装甲 1

SANC1/1d6+2

詳細はマレウス・モンストロルムP62

 

【テーブル席】

近付いて明かりで照らすか目星すると若い男性の死体を見つける。0/1d3のSANC

近くに鞄が落ちているのが分かる。中を探ると(セッション日の五年前の年月日/2011年8月12日)のレシートを見つける。

 

【カウンター】

カウンターには真っ赤で大きなボトルが一本だけある。

近付いてみるとラベルには「純血の魔」とかかれているが、成分などは擦り切れて読めない。

栓を開けるとハンターに気付かれる。また、血の匂いがするのがわかり、0/1のSANC。

目星:カウンター備え付けの棚の裏にいろの違う板が嵌め込まれているのを感じる。

剥がすと絵が描かれている

黒い何かが真ん中に描かれた丸のようなものを守っている絵が描かれている。

※ボトル※

中身は人間の血液と頭髪である。悪魔崇拝をする教団では悪魔の肉体へのつながりを持つものとして信仰されており、林は自ら志願してこれを守るハンターとなった。

ボトルとハンターは一種のつながりを持っており、栓を抜いたり、ボトルを持ったまま元の部屋に戻るとハンターは探索者に気付かれる。

また、

ボトルから中身が半分以上零れた場合、怪物はうめき声を上げて倒れ、みるみる血色を失い灰色になる。さらに、出入り口の扉の紐が入れ替わり、ガタンという音がする。

中身に目星をすると毛髪を発見することができるSANC0/1d2

 

【ハンターの手帳】

「(セッション日から11年前)血を抜き取って髪と合わせてボトルを作った。あとは来年の同じ日にあるべき場所に置き、私が番人になればいい。

五年ごとに番人の変えを送ってくるらしいが、私はこの地位を譲るつもりはない。」

忍び歩き、隠れるに成功すると怪物からスリ取ることができる。


★エンディング★

【True End】

ボトルを破壊して、ハンターの手帳を読み、黒い紐を引いて帰還した

「紐を引くと目の前にまばゆい光が舞い散った。一瞬視界が奪荒れ、真っ白に染まる。気付くと元いた繁華街に立っているのが分かった。

背後を見ると明るく光のともっていたはずのカフェバーは廃虚となって佇んでいた。」

SAN報酬

生還1d3

手帳を読んだ1d3

【Better End】

ボトルを破壊し、黒い紐を引いて帰還した

「描写同上」

SAN報酬

生還1d3

ボトル破壊+1

【Normal End】

ハンターを直接殺し、黒い紐を引いた

「描写追加。なにかを殺した、その感触はありありと貴方たちの手に、からだに、記憶に残っていた。あのあかく薄気味わるい視線が忘れられない。」

SAN報酬

生還1d3

ペナルティ:1d6セッションの間、赤いボトルの夢を一度ずつ見る。タイミングはセッションの前、もしくはKPの許可のある場合はセッション中でも構わない。

POW*5に失敗すると無意識に自傷し容器に血液を集めていた自分に気付く、HP-1、SANC0/1

【A Red Bloody Bottle End】

何らかの方法でハンターを殺し、赤い紐を引いた。

「気が付くと赤く火が燃える暗闇の中に立っていた。周囲に黒い装束に身を包んだ人影が幾人かいるのがわかる。何事かをぶつぶつ呟く声が聞こえる。不気味で、奇妙で、背筋が凍るような感覚がした。やがて思考がぼんやりとして来る中、赤いボトルに目が吸い寄せられた。神聖な赤いボトルだ。小柄な男が近付いてきて問いかけた。『番人になれば、強く、大きくなることができる。精神的な意志の強さも備わる。私たちはぜひあの怪物を打倒した君に番人になってもらいたい、望むかね?』上手く考えられない、だがなんだかそれは素晴らしいもののように思えて、気付けば頷いていた。思考が沈み、再び浮き上がった時、見覚えのあるカフェバーにいた。自分の体はゴムのような奇妙な質感で、真っ黒だった。顔を触ると口が大きく裂け、鋭い歯が並んでいる……自分が、あの怪物になったのだ。カウンターの明かりが目にいたく、厭な感じがする。そしてカウンターに置かれたボトル…それはまるで自分の一部のように感じられた。外に仮に出られたとしても、この姿では到底まともな人生を送ることは出来ないだろう…。」

探索者ロスト、スペクトラル・ハンターになる。